〇〇〇の知らない武術の世界

WRITER製造課 片山新仁

こんにちは!暑い日が続いていますね、トロけますね!

 

今回紹介させていただくのは、私が修めている中国武術の世界をお伝えしようと思います。

 

さて、みなさんは武術等における型をどのように思っていますか?多分に相手からの攻撃に対しての方法、対処、形等を思われると思います(そういう場合もあり)。しかし実際に重要視されるのは各門派独特の力の出し方、歩法の練習の意味合いが強いです。

 

まずは土台としての足ですが、これは股を開いているアーチ型が多く、柔らかく地面と接します。また、身体を弛め、軽く頭は突き上げ足は地底へ突き抜けている要領となり発力の基礎となります。身体を動かす要領として六合を重んじ、手と足の合・肘と膝の合・肩と胯(股)の合による外三合、眼と心の合・心と気の合、気と力の合が内三合で六合。眼からの情報から瞬時に一息に無駄のない動き、発力へ繋がります。また一か所が動けば全てが動きます。

 


んー、ついて行けますか?休憩ホョホョ......

 

さてこの気とは??ですが、身体が弛んだ状態で手先まで意識と感覚が届いている状態、身体の中に細いパイプがあり詰まらず水が手先から軽く抜け出している感覚...こんな感じ。動作しようと意識し力が出るまでの間の感覚ともいえ、無駄な力をなくす道標になります。残念ながら怪しい気の力で人を飛ばすやら波動拳やらは知らねっす。

 

また、太極拳ではゆっくり動作をしていますが、これも無駄な力(強張った状態)を抜いて正確な呼吸と動作を体に染み込ませる意味が強いです。例として楽器で早いフレーズを練習する際ゆっくり指や腕の動きを覚えさせ、速さや強弱が自由自在にできることに近いです。この整った力を受けた際は、接触時は当たりが柔らかい・相手が存在しない感じから突然身体を力が通り抜ける感じです。

 

また自分が用いた際は相手の接触面は軽く感じ、身体は筋が伸び骨が弛み外へ出ていく感覚、手先や頭などから水が抜け出る、手足が生きている感覚。相手からの反作用(返ってきた力)は自分の足へ通り地面へアースされる感覚など、これらが勁と呼ばれます。通常の打撃は腰や足や肩などに力を込めたり勢いを重視しますが、この整力(勁)は全身各部がみんな少しずつの力で呼吸とベクトルを合わせて出ていきます。なので歳を重ねても体力への依存やケガも少ないと言われ、これを用意不用力と呼びます。よって冒頭の型は形が重要ではなく、形へ中身をいれていくこと、そして形をなくして自由自在に整うことを目的としています。

 

んー、長いわ、久々にまじめデス、METAL!!

 

☆次回は亜鉛の西村さん、宜しくお願いします☆

 

オーエム産業㈱ 製造課 片山新仁(第201号:2018年7月)


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