魔法の言葉

-2009/07/06-

6月末日、社員に賞与を手渡しする昼礼で一言申し上げた。その最後に申し添えるのはいつもこの言葉である。「最後に、私たちがこうして仕事ができ、賞与を いただけるのも、お客さま、取引先、またみなさんのご家族の支えがあってこそのものです。会社の仲間も含めてまわりの方々への感謝の気持ちを忘れないよう お願いします。」


入社式で冒頭にお話しする決まり文句がある。「まずは、学校を卒業して社会に出るにあたり、これまであなた方を育て導いてこられたみなさん、とりわ け、ご家族の愛に感謝いただきますようお願い申し上げます。みなさんを引き受けるにあたって、私も同様にご家族のみなさまに敬意と謝意を表したいと思いま す。」この文句はオーエム機器の難波勝社長のうけうりだが、初めて聞いた時にとても感動し、翌年から使わせていただいている。


新 入社員の内定式(と言っても、人数も数名であり食事会のようなものですが)で、数年前から必ず書いてもらっている書類がある。「入社宣誓書」だ。この中に 「初任給使用用途計画書」なる項目がある。この内定式は概ね8~9月頃におこなうため、約半年後の初任給を何に使うか書いてもらっている。最も多いものは 「家族で食事」「両親への贈物」などである。まれに自分のために何かを買うようなことを書く者もいるが、必ずご両親とご家族に感謝の気持ちが表現されるも のに直させている。初任給は5月に支払われるので、約1ヵ月後の6~7月ごろに新入社員を集め、自分が書いた「初任給使用用途計画書」を見せて、何に使っ たか聞いている。家族旅行が家族で食事に変わったり、お寿司屋さんが回転寿司になったりすることはあるが、みんな、ご両親やご家族のためになにかしらして くれているようで、うれしい。感極まっておばあちゃんが目を潤ませたりなんてこともあるそうだ。


今年の新入社員2名も、それぞれご家族に感謝の気持ちを表してくれたようである。

"ありがとう"は、とても大きな力になる魔法の言葉だ。


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