世の中には様々な趣味があります。楽しい趣味、変わった趣味、世の役に立つ趣味、恥ずかしくて人には言えない趣味等々・・・。私も20代の頃は、スキーや映画鑑賞、日曜大工等々幅広く楽しんでおりましたが、せいぜい続いても5~6年で、どれも長続きしませんでした。しかし、唯一長続きしていて、一生続けていきたいと思っている趣味が1つだけあります。それは「合気道」です。
私が「合気道」に出会ったのは、中年太りが気になりだした34歳の秋でした。学生時代は剣道で一応段を持っていましたし、空手の経験も二年程あったのですが、さすがに辞めて10年以上経つとすっかり何処にでもいるおやじになっておりました・・・。これではいかん!!と一念発起し、子供が小学校に上がる頃だったのもあって、子供と一緒に出来る運動が無いか探していた所、たまたま暇つぶしに眺めていた「総社報」なる市が発行している雑誌の「合気道」の文字に目が留まりました。当時の私が持っていた「合気道」に対するイメージは、「お年寄りや女子供が護身術としてするもの」だったので、これなら簡単に出来るだろうと思い入門したのがきっかけでした。