タージ・マハルに感動

WRITER総務部 沖一弥

タージ・マハルに感動

アステアに在職していた昨年、インドに行って来ました。訪問場所は首都デリーと近郊のジャイプール、アグラの3都市です。

 

インドの面積は日本の9倍もある大きな国なので、ほんの少しインドの風に触れてきた感じです。3都市にはそれぞれ世界文化遺産があり、どれもとても立派なものでした。

 


シャー(王様)のコスプレができます.png中でもタージ・マハルは秀逸です。中学校の教科書で知り、その時から一度は自分の目で見てみたいと思っていました。タージ・マハルはムガル帝国第5代皇帝のシャー・ジャハーンが愛妃の死を嘆き、実に20年の歳月と巨費を投じて居城アグラの近くに建設した墓廟です。タージ・マハルは、57m四方の土台の上に58mの中央ドームと42mの尖塔4本が立ったイスラム様式の壮麗な建物で、すべての外壁が純白にグレーのストライプが入った宝石のような白大理石で覆われています。いたるところに象嵌彫刻も施されていて、その美しさは筆舌に尽くしがたいものです。

 

シャー・ジャハーンは、白のタージ・マハルに加えて、傍を流れるヤムー川の対岸にもう一つ黒大理石の廟を立てようしたようです。しかしあまりの巨費のため財政が悪化し第3皇子にアグラ城に幽閉され、黒い廟が建設されることはありませんでした。このエピソードは現地のガイドさんが丁寧に説明してくれました。

 

夕暮れ時のタージ・マハル.pngやはり行かないと知り得ないことがあることを改めて学びました。アグラは今では小さな田舎町ですが、このタージ・マハルを見るために多いときには1日当たり6万人の観光客が世界中からやってきます。入場制限があるので、個人で行くと長時間待つことになります。外国人のツアーであれば特別枠で入場できるので、訪問する場合はツアーをお奨めします。

 

次回は、めっき1係の片山係長、よろしくお願いします。

 

オーエム産業㈱ 総務部 沖一弥(第200号:2018年6月)


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