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ロシア視察記 その一

-2009/03/02-

ロシア視察記 その一八月下旬 サンクトペテルブルグを訪れる機会に恵まれた。この六月まで副会長を務めた日本自動車部品工業会の役員を対象とした自動車産業集積地サンクトペテルブルグと首都モスクワを巡るロシア視察団に参加させてもらった。

 

ロシアはTVの旅番組や報道番組で見たり人づてに聞いた程度の知識しかなく、私にとっては長年行くことを待望していた「まだ行ったことのない国」のひとつであった。期待に胸躍る思いとまだ見ぬ共産大国ロシアに対する不安感が交錯する旅立ちであった。

 

ロシアへの第一歩、入国手続きは団体ということもあって意外とスムーズに済ませることができ、まずは一同安堵した。思ったほど寒くはなく、太陽も顔をのぞかせ。ロシアの第一日目は半袖で始まった。が、安堵もつかの間、翌日からは打って変わってどんよりした曇り空、小雨模様の肌寒い日が続き、帰国の日まで太陽を見ることはできなかった。この小雨は間もなくみぞれに変わり、早く短い秋を過ごし太陽のない辛い冬を迎えるという。10月から3月は10時に夜が明け、日没は16時、昼間の短いロシアの冬である。
対日感情は非常に良く、これはシベリア地域の食糧確保を日本に期待し交易を望んでいた帝政ロシア時代の親日感情が今尚残っているようだ。ロシア人は東洋系の人を区別しにくいらしく、日本人はよく中国人と間違えられる。かつてモンゴルのジンギスカン支配に辛酸を舐めさせられた中国人にはあまり良い感情を持っていないらしく、日本人と判ると好意的になる。
ロシア料理はどれも我々日本人の舌によく合いなかなか美味しかった。ロシアは空前の鮨ブームで、サンクトペテルブルグ、モスクワともに400から500軒の鮨店があるそうだ。日本の醤油やわさびとロシア人との相性は抜群と聞いた。


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