2008.07.01

名誉会長の昔あれこれ

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238号 オーエムマークへの想い

238号 オーエムマークへの想い

みなさんは、オーエムのシンボルマークの意味をご存じだろうか? 現在使っているオーエムのシンボルマークは、オーエム工業が創業50年を迎えるに当たり "次なる50年への飛躍"の思いを込めて、1993年10月1日にCI(コーポレート・アイデンティティ=企業イメージ統一)を導入し、事業の活性化を目 指したときから使用されている。



導入から今年で15年になる。昭和60年代以降、個性化、多様化の時代への的確な対応をするには、企業イメージの変革が不可欠と、オーエムグループ でもCI戦略を展開した。その第一弾として社名、社章を変更して、明るくわかりやすいカタカナやアルファベットを多用するようにした。旧社名(マーク、ロ ゴ)では、会社が持つ業態、企業イメージとほど遠くなり、「名は体を表さなくなった」と感じていた。当時、グループ企業4社、社員1,000余名を擁し、 それぞれが新製品の開発に努力しながら、部品メーカーに止まらず、開発型企業を目指そうとしていたからである。


創 業以来のオーエム精神、"人と人とのコミュニケーションが、技術を核に新たな可能性を開く"という「和」のコンセプトに基づいて、新しい企業イメージを表 現するシンボルマークを作成。さらに社章(マーク)や指定文字(ロゴ)の変更に併せて、社旗や名刺、封筒、便箋、会社案内などを一新。ユニフォームもツー トンカラーのものを採用、機能性、作業効率を向上させ、戦力、イメージともに再武装させることで、未知なるマーケットへ、新分野へと進む気概を示した。


「技術と夢のハーモニー」
また、このCI導入は、規模が拡大、ロケーションが増大した中で、グループとしての結束力を強化し、相互理解を培うと共に、スケールメリットを生かすことを最終目標としている。
オーエムのグループスローガンは「技術と夢のハーモニー」である。技術と夢の調和する、明るく開放的な開発型企業オーエムグループ、そんな広い視野で未来を見つめる企業姿勢をイメージした内容にふさわしい社員の意識改革を進めることを目指した。


新しいシンボルマークは、「O」と「M」をモチーフに人と技術の豊かなコミュニケーションの広がりを表現し、ダイナミックなフォルムが「情熱」を、優しさのある曲線が「環境」をともに大切にしていく姿勢を表現している。

ブルーとグレーのカラーリングは、技術力をベースにフレキシブルに新たな可能性を切り開く進取の気性を養いながら、人間尊重に基づくロマンと特異性のある開発型企業を目指し、従業員のレベルアップを啓発することを意味している。


このような思いを、マークやロゴに込めているのである。あれから15年、さまざまな波にもまれながら航海を続けてきた。私が示した羅針盤は、みなさんをあり たい姿へと導いてこれただろうか。ぜひこれからも経営から一従業員まで全ての社員が一致団結して進路を切り開いていただきたい。


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