名前と故郷

WRITER開発グループ 滝田歩

名前と故郷

突然ですが、「滝田 歩」の読み仮名は何でしょうか?―「タキタアユム」なのですが、実は父の実家の姓の読み仮名は「タキダ」です。読み仮名が変わったのは鳥取に住んでいた自分が幼稚園児で弟が生まれて間もない頃のこと。


滝田の姓を「タキダ」と読むのは鳥取では馴染まないということで、「タキタ」に変えたそうです。事実、2年前岡山への引越し準備をしていたときにそのころ描いた絵がでてきて、なまえは「たきだあゆむ」と書いてありました。それほど気にすることではなかったんじゃないかと今は思いますが・・・。まぁ、そういうわけで「タキタ」という読み仮名は、長年鳥取に住んでいた証なんだと納得しています。

 

名前の由来については、当時「歩」という歌がありそれを気にいって付けたそうです。とはいっても親が将棋好きというわけではなく、私自身もルールを知っているくらいです。でも「歩」が一つずつ進んで「と金」になるように、日々の積み重ねからキラリと光るモノをもった存在になれればいいなと思います(はっ! 今書いていて気が付きました。 「と金」=「めっき」!?)。

 

話は変わって写真はというと、両親の故郷・小豆島にあるエンジェルロードと呼ばれる場所です。干潮時のみ道が現れるのが珍しく、願掛けをしたりするスポットになっています。2月まで放映されていた昼のドラマ『ラブレター』の舞台が小豆島で、この場所で撮影されたシーンが多く使われていました。時間帯の関係で録画したものを含めて何回か見ただけですが、ドラマ中の手話の、言葉では伝わらないからこそ面と向かって全身で思いを伝える姿が印象に残りました。日頃のコミュニケーションのあり方について、考えさせられるところがありました。

開発グループ 滝田歩(第88号:2009年2月)


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