発祥の地

WRITERめっき2課 多賀典泰

発祥の地

今回、担当します多賀です。時期(いま)が'旬'と言う事で私の住んでいる矢掛町の紹介をします。

ここオーエム産業から西に30キロ余り、旧山陽道の宿場町として栄え、今も本陣・脇本陣(国指定重要文化財)が現存する歴史ある町です。毎年十一月第二日曜日、その市街地を舞台に往時の大名行列が再現され「したに、したに」の声と共に街道を練り歩きます。そんな町並みの一角に美術館もあり、郷土の作家や巨匠パブロ・ピカソの作品もあるのです。そのお宝は、矢掛町出身の渡邊氏が南仏のピカソの工房を訪れた際に本人と出会い、ワイシャツの胸ポケットにタバコの焼けこげを見つけたピカソが、ささっと絵を描いたワイシャツと、その時買い求めた絵皿3点が寄贈され、大名行列のイベントの期間だけ特別展示されてます。


 

それと、ある食べ物の発祥の地だと言われてますが解りますか? 奈良時代に活躍した吉備真備により製法が伝えられ、この地で作られたのが「そうめん」のルーツだそうです。その矢掛そうめんを食べる事ができるのが喫茶本陣で、殿様コース(3束~10束)の400円と、将軍コース(13束~27束)の無料があり、将軍コースをクリアーするとおみやげが貰えます。時間は無制限なのですが、ギブアップした時は800円(お一人)を払います。ちなみに27束の徳川家康では、日光東照宮一泊二日の旅だそうです。是非、チャレンジをしては。年に一人ぐらい成功するそうですョ!

あと、お土産には佐藤玉雲堂の丸柚べしと ローザンヌの純生はちみつロールケーキがおすすめです。さわやかな秋空の季節、出かけてみませんか?

めっき2課 多賀典泰(第73号:2007年11月)


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