四ツ手網

WRITER第二技術課 次田亮一

四ツ手網

こんにちは、次田です。普段会話する機会が無く、「はじめまして」の人もいらっしゃるかと思いますが、宜しくお願い致します。

 

私の趣味の1つは海釣りですが、今回は「魚釣り」ではなく、「魚獲り」の1つである、「四ツ手網」を紹介します。

 

御存知の方もいるかと思いますが、児島湾の海岸(九蟠から升田にかけての防潮堤)に、夜になると電灯がともった、網の付いた小屋が連なっています。

 


一辺が5~6mの正方形の網の四隅を十文字に組んだ竹の腕木にとめて、引き網で水中に釣り下げ、夕刻に電灯をつけて、魚を引き寄せて引き上げ、網の中央の垂れた部分に寄せた魚を、長柄の小網ですくい上げる漁法です。

 

小屋は複数あり、小屋ごとに外装・内装が異なります。小屋には、流し台や、冷蔵庫、コンロ、などが常備されているので、獲った魚をすぐに調理することが出来ます。外でバーベキューをしたり、中で鍋をしたりなど、また、小屋によっては、カラオケを設置されていたりなど、家族や友人と、夜通し自由に楽しむことが出来ます。

 

私の経験上、秋頃の日没~23時くらいに満潮を迎える、大潮の日が狙い目と思います。魚・イカ・エビ・カニ、等々いろいろ獲れます。時期や時間帯、また場所によって獲れる種類・量は異なりますが、興味のある方は、一度行ってみてはいかがでしょうか。

 

それでは、この辺で失礼致します。

 

オーエム産業㈱ 第二技術課 次田亮一(第176号:2016年6月)


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