2005.10.01

名誉会長の昔あれこれ

SHARE:

  • LINEで送る
  • Facebookシェア
  • ツイート

227号 秋に想う

爽やかな秋晴れが続いて居ります。いつの間にやら、虫の声が秋を告げる候となり、コスモスが美しく開花して居り、澄んだ秋空が高く開け、最高の気持ちよい季節です。森の緑の中で両手を高くあげて深呼吸をすると限りなく気持ちよい秋を感じる今日このごろです。



岡山は「晴れの国」と呼ばれ、1年を通じた晴れの日の日数は、全国で常に一番を争っています。天皇・皇后両陛下を迎えて開催された岡山国体も、一度も雨が降ることなく爽やかな秋晴れのもと閉幕を迎えました。


さ て、子どものころから、私にとって秋は最も好きな季節です。なぜか?と考えてみると、まず気候的に暑からず寒からずどちらかといえば涼しい方に近く、私自 身の大好きな気温の候であるからであり、食べ物で美味なものが多い季節でもあることもあるが、もっと直接的な要因は、秋祭りの楽しい思い出が残っているか らではないかと思い当たる。


秋祭りのために、学校が終わると走って帰宅した。なぜそんなに急いで帰ったの か? それは秋祭りに親戚など多くの親しい方々が多数来宅してくれているからであった。昔話や気の置けない話に花を咲かせ、久しぶりに遊びふざけたり、祭 り料理を一緒に食べたり、心底打ち解けて昔語りに興じ、淡い恋心を憶えるのもこの頃だった様な気がする。何を隠そう、初恋の従妹と親しく話をする機会に恵 まれたのもこの頃であった。


ともあれ秋という季節は私にとって、何ともうれしく有り難い季節なのである。


SHARE:

  • LINEで送る
  • Facebookシェア
  • ツイート